コエンザイムQ10サプリランキング比較

コエンザイムQ10には色々な働きがあります。コエンザイムQ10の働きによって、いろいろな臓器のエネルギー生産と抗酸化力が強化されます。

細胞内のエネルギー工場とコエンザイムQ10

体の中には様々な臓器があります。臓器は形や機能は違ってもすげて細胞からできています。コエンザイムQ10はその全ての細胞に含まれていますが、臓器の種類により、その含まれる量には差があることが知られています。
私たちが何かをしようとするとき、例えば寝ている時でさえもエネルギーが必要です。エネルギーを取り出すために作られるのが、ATP（アデノシン三リン酸）という物質です。糖質・たんぱく質などの栄養素となって各細胞に運ばれます。
ミトコンドリアにあるコエンザイムQ10は、体内のATP生産の9割を占める反応経路の中で、決定的な役割を果たしています。コエンザイムQ10の機能は他の物質には代替えできません。

抗酸化力を発揮するためには

老化を早めたり、様々な病気を引き起こすと言われているのが、細胞の酸化です。鉄は空気中で酸化され、錆を生じ、ボロボロになりますよね？その現象と同じです。体の中でも、細胞が錆びつく、すなわち細胞の酸化減現象が起きているのです。
酸化への防御体制を更に強化しているのが体内で働く抗酸化物質です。よく知られている物質には、ビタミンE、ビタミンC、カロテノイド、ポリフェノールなどがあります。コエンザイムQ10は最も重要な抗酸化物質の一つと言えます。細胞の中でも特に酸化され易いのは、細胞膜の成分である脂質です。細胞膜は、単に細胞を覆っているだけではなく、異物が細胞の中に侵入するのを防いだり、栄養素を取り込んだりする大切な働きをしています。
脂質の酸化を防いでいる重要な物質がビタミンEですが、生体内の条件によっては、ビタミンEは逆に脂質の酸化を促進してしまうことも知られています。この現象を防いでいるのがコエンザイムQ10なのです。コエンザイムQ10はビタミンEを安定化させ、脂質を酸化するのを防ぎます。生体が酸化するとき、最初に減っていくのは、コエンザイムQ10と、ビタミンCであることが確かめられています。