コエンザイムQ10サプリランキング比較

人間の体には、様々な細菌やウイルス、病原菌などから自らを守る「免疫力」が備わっています。しばしば「病気を治すのでなく、病気にならない体を作る」ことが大切だと言われますが、つまりは、免疫力の向上が大事だということです。
人体の免疫力の向上のために、コエンザイムQ10は大切な役割を果たします。これについて説明します。

免疫力は、年齢と共に衰えてゆく

体内への異物侵入を防ぐ「免疫力」は、一般的に年齢と共に低下します。およそ20歳前後がピークとされ、その後は衰えていきます。また、不規則な食生活や運動不足、ストレスなども免疫力低下の要因です。
免疫力が下がると、さまざまな感染症にかかりやすくなり、糖尿病などの生活習慣病の危険も増えます。免疫力の向上は、私たちが一日も長く、健康で過ごすために欠かせないテーマだと言えます。

免疫力の源は「マクロファージ」

ではその「免疫力」とは、具体的には何を指すのでしょうか。体内では「マクロファージ」という組織の働きが、免疫力につながります。
マクロファージとは白血球の一種で、生体内で死んだ細胞やその破片、細菌や変性物質などの異物を捕食して消化する組織です。
また、病原体などの感染から身を守る「感染防御」の機構において、初期段階での殺菌を行うとともに、その抗体（病原体に対抗する物質）を産生するための最初のシグナルとして働くなど、免疫機能の中心的役割を担っています。
このマクロファージこそが、私たちが普段「免疫力」と呼んでいる力の源です。そしてコエンザイムQ10は、このマクロファージの働きを活性化する作用を持っています。コエンザイムQ10に免疫力の向上効果があるとされるのは、このためです。

コエンザイムQ10が動脈硬化を防ぐ

コエンザイムQ10の摂取により免疫力の向上が期待できる、もう１つのる夕は、コエンザイムQ10が強い「抗酸化作用」を持っているということです。
抗酸化作用とは、体内で細胞を攻撃して血管などの衰えを引き起こす「活性酸素」を除去する働きです。血管の衰えは、「動脈硬化」につながります。ご存知の通り、動脈硬化は心筋梗塞などの重篤な疾病の原因となるものです。コエンザイムQ10によって血管を守ることが、そうした病気の予防、免疫力につながります。